トップページ > 【コラム】FXで負ける人の特徴 > 下手の大相場好き
下手の大相場好き
大相場という言葉をご存知でしょうか。
FXでよくあるのは、アメリカ雇用統計などの経済指標が発表されたことを受けて相場が一気に大きく動く時のことです。
短時間に大きく値が動くので、大きな利益を出せるチャンスです。
FX初心者であってもプロのトレーダーであっても、大相場に参戦して大きく儲けるチャンスは平等にあります。
ここで注意したいのは、チャンスが平等にあるわけであって、大儲けできる可能性が平等にあるわけではないということです。
FXの大相場に乗るには、それなりの周到な準備が必要です。
相場にマグマがたまっていることを色々な状況証拠を積み重ねて把握し、それがいつ放出されるかという時期をうかがった上で、それが放出された瞬間に参戦するからこそ大相場に乗れるのです。
経済指標が発表されたら大相場になりそうだから、とりあえず乗っかってみようという程度の武装では、プロのトレーダーと戦うには不十分で丸腰同然です。
しかし、FX初心者ほど大相場で大きく儲けたいと思うのが人情です。
よく分からないけれど大儲けしたいとという願望だけで参戦すると、結果はお決まりのルートです。
まだタイトストップと置いていれば軽い傷で済みますが、そこで負けを認めずナンピンを入れたりしてしまったら、もう目も当てられません。
大相場は大損のキッカケでもあるということを知った時には、もう時すでに遅し・・・。
大相場に乗っかるのは悪いことではありませんが、値動きの全てを取ろうとはせず、あくまでも身の丈で。
2017年05月24日
コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。