ブログ、SNSをやっている人は負けやすい?その4

前回の予告通り、フェイスブックでFX情報を発信していた人が実際に体験した悲劇をご紹介します。も

ちろん実名を出すわけにはいかないので、ここではAさんとしておきます。

Aさんは、数年前くらいからFXに興味を持った後発組です。すでにFXに関連する情報がネット上にあふれ、ちょっとFX自体が過熱気味になっていた時期です。

そんな時期に興味を持ってFX取引会社に口座を開き、少しずつトレードをしながら勉強を始めました。

ここまでは、FX初心者の誰もが経験する普通の展開です。

そのAさんは、やがてネット上で流行っているという噂を聞きつけてフェイスブックを始めました。しかし、フェイスブックに投稿するようなネタが毎日あるわけでもなく、あまり投稿しないROMと呼ばれるユーザーとして長らく利用していたそうです。

そんなある日、FXで儲かったのでフェイスブックに軽くそのことを投稿しました。

するとたくさんの「いいね!」がついて、コメント欄には「すごいですね」「カッコいいです」といった賞賛のコメントがいくつも書き込まれ、AさんはFXで儲かった以上に大きな満足感を得ました。

これを契機に、Aさんはフェイスブックに今日の相場予想やトレードの結果などを投稿するようになり、経済通だというイメージが定着していきます。Aさんの周辺に同じことをしている人が誰もいなかったので、余計に珍しかったのでしょう。

そんなAさんが突き進んだ顛末は、次回に続きます。





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