FXで負ける人の特徴 損小利大の真逆にいる人


相場の基本は、損小利大です。細かく損をすることはあっても、儲ける時は大きく儲けるという意味です。

これを繰り返していれば、勝率が5割程度でも十分利益が残ります。しかし、FXで負ける人に共通しているのは、損小利大の反対で損大利小の状態に陥っていることです。

ちょっと具体的なケースで考えてみましょう。

ある通貨ペアが円安傾向に進んでいるとします。

そこで円売り外貨買いのポジションを建て、相場はさらに思惑通りに円安に動いてくれたとします。

数千円の利益が出たら、それをすぐに確定させたいと考えるのが人間です。

放っておいて再び円高になって、せっかく一度は含み益が出ていたのに利益確定のチャンスを失ってしまった・・・というのは何としても避けたいからです。

そこで当初の利食い注文をキャンセルして、成り行き注文で利益を確定。

もし、この時相場がさらに思惑通りに進んで当初入れていた利食い注文のところまで来ていたとしたら、どうでしょう。

余計なことをしなければ利益はもっと大きくなっていたのです。

この場合は「少し勝てた」のではなく、「もっと勝てるところを自分で減らした」ので、その分負けたと考えるべきです。

儲ける時にしっかりと予定通りの利益を出しておかないと、少しの損に耐えられなくなってしまい、塩漬けの原因につながるのです。




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